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ラインマンの仕事

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発電所で作られた電気を私たちが日々の生活の中で使えるようになるためには、送電線が必要です。 電気の通り道となる送電線(鉄塔と電線)の建設と点検にかかわる工事に従事する人々を「ラインマン」と呼んでいます。

大切な電気を送り続ける為に必要とされる、高い技術や特別な技能を持ったスペシャリストのことです。

ラインマンについて

ラインマンの主な仕事は、鉄塔を建て、鉄塔と鉄塔の間に電線を張る(架線)工事の設計と施行です。鉄塔は100メートル以上のものまであり、その工事には高い技術と専門の技能が必要とされます。

◇ ラインマンの働く場所

全国各地、電気を送る為に送電線が必要なところが職場となります。日本の四季と自然の素晴らしさを感じながら、大空の下で仕事ができます。

◇ 全国のラインマンの数

約10000人いますが、このうち鉄塔に登って作業するラインマンは5700人ほど、さらに電線に乗り出して作業するラインマンは3200人ほどとされています。年々減少しているため、一人ひとりの存在価値が高まっている仕事です。

◇ ラインマンになるには

現代社会に欠かせない電気エネルギーを送り続ける仕事への「熱い心」と「強い体」が不可欠ですが、専門的な技能・技術は職場における教育と訓練で養われます。入社までに特別な学習をする必要はありません。